2014/10/29
朝晩、ぐっと冷え込むようになりました。
秋晴れの一日、お休みをいただき、最近話題のスポットへ行って参りました。
神宮道の名刹、「青蓮院門跡」の飛地境内にある「将軍塚青龍殿」です。
円山公園のずっと上(花頂山)の山頂に位置しています。
この場所は、「東山ドライブウェイ」として、ずいぶん前は修学旅行の学生さん達も夕食後、夜景見学にバスで外出をしていた時期もありました。
山頂の開けた場所に市営の展望台が設置され、無料の駐車場もあるので、営業マンが昼休みにお弁当を食べるには格好の場所でした。
ちなみに、15年位前から道路脇で弁当を売っている「おばさま」から久しぶりに「生姜焼き弁当」を購入し、美味しくいただきました。
さすがに、500円から600円に値上げされておりました。温かい味噌汁付きです。あっ、「ふりかけ」もサービスで付いてきます。
この展望台の北約100mに「将軍塚」があります。
さてこの度、大正時代に建築された木造建築「大日本武徳会京都支部道場」を移築し、「将軍塚青龍殿」として特別公開されています。
殿内では国宝の「絹本着色不動明王二童子像(青不動)」を拝むことができます。写真撮影はもちろん「不可」ですので、お写真を購入しました。
建物はさすがに昔「道場」だったと納得のできる広さと、天井の高さでした。
建物の裏手には「大舞台」が新たに作られ、そこからは京都の街が一望できます。平日というのに大勢の観光客が訪れていました。
「将軍塚」の由来はとても古く、平安建都(794年)の折に、新たな都を守るために、2.5mほどの甲冑姿の土の像を作って埋めたと言われているものです。形は古代の「円墳」そのものです。
車以外では少々アクセスの困難な場所ですが、青蓮院からシャトルバスが運行されています。期間中、拝観時間内は30分ごとに走っており、共通の拝観券を購入するとバス代が無料になるとの事でした。
乗用車も、一旦は中腹にある駐車場に誘導され、無料のシャトルバスで拝観する手順になっておりました。
この秋は、大勢の方で賑わうことでしょう、
手入れの行き届いた庭園も一見の価値あり!です。